2013年8月4日日曜日

フッテージ [感想編 : 中古の家ってマジで怖い]


原題: sinister

パラノーマル・アクティビティーのジェイソン・ブラム製作、エミリーローズのスコット・デリクソン監督のホラー映画。主演はイーサン・ホーク。
以前、このブログでも紹介したのですがついに鑑賞しました。

〜あらすじ〜

主人公はノンフィクション作家のエリソン(イーサンホーク)。エリソンは一家惨殺事件の現場となった家に引っ越してくる。その屋根裏部屋に謎の箱。その箱の中には、一家残殺の映像が治められた映像が入っていた。それを観た主人公に襲いかかる恐怖を描いた映画。

〜予告編〜

〜感想〜

この映画を観る前に一つ誤解をしていた。

主人公は、殺人事件が起きた現場に引っ越ししてくる。その事件とは、何者かが一家を殺害したというもので、家族のうち娘は誘拐されたというもの。しかも未解決事件

-->ここまでは、いい。

問題は、単身での引っ越しではなく「家族でお引っ越し」

そんな問題ありげな物件に家族で行くなんて・・・
しかも年頃の息子と娘がいる状態で。

引っ越し先の警官も言っていたが

「俺ならこんな家に住まないね。」

まさに、その通り。
その時点でクレイジー!!

さて、さて本編なんですが、
この映画、引っ越し先の屋根裏で主人公が

「8mmフィルム」

を見つけるところから始まります。
まぁ、観ちゃいますよね・・・

中には、「プールパーティー」、「BBQ」等と書かれた

"楽しげな"フィルムと映写機

よく見ると、「絞首刑」とかかれたフィルムが・・・

「この家で起った殺人事件に興味のある主人公」はその映像を観てしまうんです・・・

あぁ、なんと言うことでしょう・・・

そのフィルムに収められていたのは、

「殺害風景」

そして、他のフィルムに収められていた映像も・・・
タイトルに似合わないおぞましいもの

それらのフィルムから、事件は連続誘拐殺人事件であることに気づく。
フィルムから犯人の情報を掴もうとした主人公は、それ以後、「怪奇現象」に悩まされていくのです。

●この映画のいいところ。
 血なまぐさい、スプラッター描写がなく、想像を駆り立てる恐怖がある。
 無駄な気持ち悪さを煽ってないところが好感です。
 途中までは、犯人の不明なことによる恐怖。

そう、途中までは良かったんです。

犯人が知れず、
 オカルト?
 主人公の精神異常?
 狂気に満ちた殺人犯?
そういった、得体の知れないものによる恐怖描写が良かったのですが、
途中から、異常な現象の原因があからさまになってしまいます。

種明かしが早すぎる!!

とは、言うものの、

話の展開としては秀逸

ほう、そうゆう結末を迎えるのね・・
ある程度予想はしていたが

「しっくりくる結末」

グロさはないものの得体のしれないものに追いつめられる恐怖。
じわじわと来る恐怖感がJホラーに通ずるものがあります。

夏の夜におすすめのホラー


そして、ある意味、続編を狙える終わりでした。

ただ、続編を作ったところで本作を超えない「駄作」になること間違いなし。

この映画は外国人の友達もおすすめしてました

「こんな怖い映画観たことない」
「夜眠れなくなる」
「ありきたいりのスプラッターホラーじゃない」

そんなに言われたら観るしかないじゃん。











1 件のコメント:

  1. 嗚呼、素敵な映画 管理人様

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