2013年5月27日月曜日

エミリー・ローズ [オカルト版すてきな金縛り]

原題 [The Exorcism of Emily Rose]
フッテージのスコット・デリクソン監督の映画です。

〜あらすじ〜

エミリー・ローズ(ジェニファー・リアン・カーペンター)は教師を目指す明るい性格の女の子です。
親元を離れ大学に通い、寮での生活をま始めます。

ところが、ある晩を境に、彼女の周囲で怪奇現象が起り始めます
悪魔に取り憑かれたと確信した彼女は、医者ではなくムーア神父(トム・ウィルキンソン)に助けを乞います。

そして、悪魔払いの儀式を行いますが、その甲斐なく彼女は亡くなってしまうのです。

ムーア神父は過失致死の容疑で訴えられます。
そして、この「悪魔憑」きをテーマとした裁判が始まります。弁護士エリン・ブルナー(ローラ・リニー)は、ムーア神父の無実を晴らそうと、色々調査をしていき・・・

〜予告動画〜



〜感想〜

この映画は実話を基にしています。元ネタとなる実際の事件は以下を参照して下さい。
wikiのリンク

予告編の描写から、ホラー映画だと思っている方が多いと思います。ホラーというよりも、オカルトを題材とした法廷映画です。
「悪魔は存在するか」という題材の映画です。そのため、超常現象の描写は少なく、ありえそうな現象に留まります。(このへんは「ザ・ライト~エクソシストの真実~」にも似たものがあります。)
もともと神の存在を信じていなかった弁護士エリンなのですが、この事件に関わるにつれて周囲でも不可解な現象や不幸な出来事が起り始めます。ちょっとした描写しかないので、わかりませんが悪魔の仕業なのでしょうか、それとも偶然か?どうなのでしょうか。

個人的には、悪魔、霊は信じてません。
ただ、悪魔憑きという現象と、それをエクソシズムによって解決できるということは信じています。
実際に悪魔はいなくても思い込みによって、生じる現象だという認識です。まぁ、実際に目にしたことないので何とも言えませんが・・・(皆さんはどう思いますか?)

この映画、悪魔を信じない検事側と、悪魔の存在を主張する弁護士側という構図なのですが、「すてきな金縛り」と同じ構図ですね。こっちはいたってシリアスで悪魔も出頭してきませんが・・・
ふと思うとほっこりした気分になってしまいました。

この映画、ドキドキハラハラしたいと思ってみる映画ではないです。
悪魔と闘った少女がいるという映画を世に知らせるための映画です。(最後まで観てますます感じました)
悪魔憑きに興味がある人には観て欲しいなぁと思います。

〜感想とは別に〜
午前3時は悪魔のパワーが最も強い時間なのだそうです。(丑三つ時と近いのが興味深い)
ま、悪魔に時差が関係あるのかは知りませんが…
神父役の人、ローン・レンジャーにも出てるんですね。どんな役なのでしょうかね。

ちなみに興味がありましたら、以下のアンケートに答えてみて下さい。
みなさんは超常現象についてどう思いますか?

0 件のコメント:

コメントを投稿