2011年のアメリカ映画の方です。
監督
「セブン」、「ファイトクラブ」、「ベンジャミン・バトン」等で知られるデヴィッド・フィンチャー(David Fincher)
出演
ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)
ルーニー・マーラー(Patricia Rooney Mara)です。
〜あらすじ〜
名誉毀損の裁判で敗訴した失意の記者ミカエル(ダニエル・クレイグ)のもとに、謎の大富豪から電話が掛かってきた。
その内容とは、「一族に関わる事件を解決して欲しい」との依頼。40年前に一族の少女が行方不明になった。犯人は一族にいるとのこと。
この事件を解決した報酬として、裁判を逆転させる証拠を渡すと言われ、ミカエルは依頼を引き受けた。そして、一族にまつわる連続殺人事件にたどり着く。一人での解決が難しいと判断したミカエルは、助手として天才ハッカー(ルーニー・マーラー)を雇う。そして、事件の核心に迫る二人であるが・・・
〜予告編〜
〜感想〜
この映画、実に面白かった。飽きることなく一気に観れました。 エログロシーンが含まれるので、おすすめしにくいですが、耐性のある方には、お勧めします。
エログロシーンがあると言ったものの、最小限の必要な範囲に収められていると思います。
セブン、SAWシリーズが問題ない方には余裕です。
40年前の事件を追うという内容ながら、ハラハラドキドキする内容でサスペンスとしても満足な内容です。
ただ、見終わった感想は「繊細な心を持った乙女の恋愛物語」です。
原題のThe Girlという表記に納得です。
ただ、邦題だとドラゴンタトゥーの少女になるわけで、ちょっとしっくりこない・・・
ルーニー・マーラー演じるリズベットは、龍の入れ墨をいれ、ピアスを装備し、見た目の印象は正直怖い。 過酷な人生を歩み、男にも騙され、屈辱を味わい信じるものがいない世界でハッカーとして一人で生きていく女性(少女)。
そんな中、ミカエルと出会う。
事件を二人で捜査していくうちに、ミカエルに惹かれていくリズベット。
その心はまさに乙女 物語の最後のほうで、ミカエルを救うために変装して、危険をおかして色々活動をします。
そして、そこからの最後のシーン。 嗚呼、切なすぎる・・・(でも必見)
ミカエルてめぇは許せない。
とまで思ってしまいました・・・(ダニエルファンの皆様申し訳ありません・・・)
男は女性を悲しませてはいけない、一途であるべし。。
正直、リズベットの外見には惹かれませんでしたが、観ていくうちに、リズベットに恋をしてしまいました。見た目も大事だとは思いますが、心の綺麗さも大事だなと実感です。
リズベットのその後が気になるので、続編が待ち遠しいです。
ちなみに、映画の中でリズベットが金髪の女性に変装するのですが、めっちゃ美人です。。。
この映画、音楽もかっこいいです。
まず、度肝を抜かれるオープニング。
なんという映像の禍々しさ。
流れる曲は「あああーあっ!、あああーあっ!」
そう、レッドツェッペリンの「移民の歌(Immigrant Song)」
Nine inch Nailsのトレン・トレズナー(Trent Reznor)とカレンO(Karen Lee Orzolek)のカバーによるものです。これがまた、カッコイイ。
そして、最後にもう一度
ミカエルてめぇは許さねぇ。
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