2013年5月3日金曜日

ステキな金縛り[さすが三谷幸喜さん]

おっちょこちょいな弁護士宝生エミ(深津絵里)が、弁護士生命をかけた裁判のお話。この裁判というのが、妻殺害の容疑で逮捕された容疑者 矢部五郎の無罪を晴らすというもの。容疑者は犯行当日のアリバイがあることを主張するが、この理由が「金縛りにあった」というものである。矢部が泊まっていた旅館に向かったところ、矢部を金縛りにあわせた本人の更科六兵衛という落ち武者の亡霊(西田敏行)と出会う。この落ち武者の霊に無罪を主張してもらうことに決めた。亡霊は見える人、見えない人が存在するようで、検事・小佐野徹(中井貴一)は当然幽霊を信じず真っ向から否定する。エミは必死で、説得するすべを探そうとする。
この映画、ただのコメディー映画と思いきや、三谷幸喜監督、脚本なだけあってストーリー展開が素晴らしかった。裁判がそういう展開に進むとは予想もしませんでした。映画を観ながら気になった謎も全て解決した気持ちのいい映画でした。エミの上司・阿部寛もまさかあんな展開になるとは思いませんでした。
ストーリーの最初から最後まで見逃さないで下さい。そして、エンドロールも観て下さいエミと恋人(TKO木下)のその後も描かれています。
観て幸せな気分になるすてきな映画でした。

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